年始の行事

新しい年が始まり、様々な儀式や行事が行われます。
その中で特に軸となるのが年神様信仰です。

■年神様信仰(神道)
毎年、初日の出と共に各家庭にやってくる年神様を迎え入れます。
年神様とは五穀豊穣を祈る神様と言われていますが、現代においてはご先祖様たちが集まった神様と思ってよいかと思います。

家には目印として門松を置きます。しめ縄も同じ役割です。7日まで飾るというのが一般的のようですね。年神様がお帰りになるのが7日ということなのでしょう。
ちなみに12月28日までに正月飾りを終えるのが良いとされています。

鏡餅は年神様のお供え物、お節は供物料理という位置づけです。
1月11日は鏡開きといってお供えした鏡餅をみんなで食します。まさしく今日です。

七草粥は7日の朝に食べる習慣になっていますが、これは中国伝来のようです。
色々な文化が日本に入ってきていますので、必ずしも全てのしきたりが論理的に繋がっているわけではないようです。
 
注)正月のしきたりは地域によって様々です。


株式会社 サン・ライフ
執筆:神門

記事一覧