隣組から考えること

「隣組」という非公式ながら地域にまだ残っている制度があります。

ご葬儀の際には地方に行けばまだ相互にお手伝いをするという風習が残っています。

最近は自宅で葬儀をする割合が下がってきております。

葬儀社の会館であれば葬儀場のスタッフが受付や香典以外は基本的にはやってくれます。

「隣組」の方々のやることはあまりないのが実情です。ただ、こういった相互扶助の役割というのは時代遅れだと廃れてしまうのも寂しさを感じてしまいます。

江戸時代からこういった草の根の制度があったようです。戦時中は相互監視という役割を持っていたそうです。

孤独死が年間3万件以上あるそうです。私どももそういった現場に遭遇することがしばしばあります。
何かよい制度や仕組みがあると良いのですが。

株式会社 サン・ライフ
執筆:神門

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