ご遺骨が納められている骨壷は大事に扱うというのは分かりますが、仏壇の位牌にどういった意味があるのでしょうか?
位牌というのは元々は仏教から来たものではなく、中国の風習だったようです。
日本にも先祖崇拝が強かったため、位牌に魂が宿るものと定着しました。
ご葬儀の際は白木位牌という簡素なタイプを使います。その後49日になったら、本位牌に取り替え仏壇に安置します。
位牌は必要ないという宗派もあります。
自宅で故人様を偲ぶという場合、やはり何か目に見える記念碑のようなものがあれば分かりやすいという庶民のニーズもあったのでしょう。
株式会社 サン・ライフ
執筆:神門