水というのは日本人にとって清らかで穢れを祓ってくれる力があると考えられています。
赤ちゃんが生まれると産湯で体を洗います。出産時に血液などついてしまうため神道の教えからすると穢れになります。
亡くなった時も湯かんという儀式を行います。簡易的にお湯でお体の一部をご家族が拭いて差し上げることが多いです。
これも現世の穢れを祓い、来世の幸せと先祖(神)として見守って欲しいという願いを込めたものです。
仏教的な思想と神道的な思想が融合したものです。
それにしても綺麗な水に恵まれている国土に感謝です。
株式会社 サン・ライフ
執筆:神門