晩節を汚さないために

古代の書物の中に「最近の若者はダメだ」と記述があるそうです。

今の時代から見ると面白いことです。

なぜ人は「若者」=「浅はか」みたいな文脈を使ってしまうのか?

年齢を重ねると、体力や知力が落ち、新しいものを吸収しずらくなってしまうというのが傾向です(そうじゃない人も大勢いらっしゃいます)。

ですが、わりと組織の位も高くなっているので、少しでも権威、地位やプライドを維持したいと考えます。

そうすると自分を高めるのではなく、誰かを蔑んだり落としたり、過去を絶対化したりするのではないかと思います。

その表現が「最近の若者はダメだ」に繋がってきてしまいます。

経験が活きることもたくさんありますが、経験が仇となることもあります。

晩節を汚すことのないようにしたいものです。

株式会社 サン・ライフ
執筆:神門

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