終の住処の用意

大倉陶園は日本最高峰の有名食器メーカーで、皇室でも利用されていますが、その食器を愛用している方も多くいらっしゃいます。

そのひとつひとつが手作りで、絵付けもひとつひとつ職人が丁寧に描き、繰り返し焼成をします。そのため、制作するのに2~3ヶ月かかる場合があります。

例えば大倉陶園の代名詞とも言える「ブルーローズ」も、本焼成した白生地にコバルトの絵の具で絵付けしたものを1,460度の高温で焼成する過程で釉薬(うわぐすり)と柔らかに融合してあの独特の美しくて深みのある模様となります。これは大倉陶園独自の技法で「岡染め(おかぞめ)」と言います。

唯一無二のこのデザインは、長年多くの人々に愛されています。

最近では「終活」として生前に自身のご葬儀の準備をされておく方も増えています。どんなものでもこだわりの逸品には手間がかかるものですが、自身の「終の住処」となる骨壺も、予めこだわりのデザインでご用意してはいかがでしょうか。

株式会社サン・ライフ 武樋

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