骨壺の硬度について

皆様こんにちは。

仏教では仏様の前で懺悔し、併せて天下安穏を祈願する「お水取り」という伝統的な行事がありますが、この儀礼が終わる事で春がやってくると言われております。

毎年3月に行われており、今年もお水取りが終わって春もやってきたかと思えば先日から寒い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

先日お客様よりプレミアム骨壺はどれ位頑丈なのか質問を受けましたので本日は磁器の硬度についてお話しようかと思います。

先達てのブログで「磁器」と「陶器」の違いについてお話しましたがプレミアム骨壺は全て「磁器」で出来ております。

「磁器」は粘土に硝子質の材質を混ぜて1,460度の超高温で焼き上げて作成している為、「陶器」に比べ生地は薄いですが、高い硬度となっております。

モース硬度という硬度の指標で示すと約7~8とエメラルドと同様の硬さを誇り、傷のつきにくさで言えばガラスや鉄よりも遥かに硬いのが特徴です。

勿論強い力が加わったり、硬い床に落とした場合は割れる事もありますが、大きさに対しての比重も非常に軽い為、落した際にも割れにくいです。

取り扱い次第ではありますが、水をはじく為腐食も少なく、何百年も前の磁器の出土品が欠けることなく現在に残っていることから経年劣化も少ないと言えるでしょう。

骨壺は人生において最後に入る住処だからこそお選びの際は熟考いただければと思います。

ご不明な点や気になる事がございましたらプレミアム骨壺以外の事でも構いませんので、お気軽にご相談下さい。

(株)サン・ライフ 土屋ユカイ

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